保険屋さんの営業トークへのつっこみ(外貨建保険編)

保険

保険会社に勤めていたときに営業でお客様と話すときにどうにか上手いこと話そうと思って買った「保険窓販の使えるトーク60選」という本を久しぶりに読み返して見ました。

この本は保険を販売する人向けにどのようにお客様に話せば保険の必要性を理解してもらえるか具体的な話し方とその解説をまとめた本です。

全員がとはいいませんが、保険屋さんは日々資産運用をお金の知識ではなく、保険を売るための知識やトークの仕方を研究しているのです。今回はこの本に記載されていることを参考に外貨建ての保険を販売するためにどのような話し方をするのか、そしてそれに対するつっこみを入れていきたいと思います。ちなみに私は外貨建保険は全くの不要派です。そんなんやるくらいだったら米国債買っとけって本当に思っています。

ちなみに外貨建保険というのは、ざっくり言うと米国債を高い手数料で購入しつつ、支払い途中で被保険者が死亡した場合、支払った保険料以上の死亡保険金を受け取れることもできるよって保険です。保険会社の販売の仕方や商品としての分かりづらさから金融庁から問題ある商品として認識されているとか、いないとか言われている保険です。

外貨建保険を販売するときの話し方

近頃銀行にお金をそのままお金をおいておいても金利も低く全くお金も増えませんよね?日本円での運用はもう限界だと感じられている方にい外貨建保険をすすめているんですよ。外貨建の生命保険の運用には外国の債権を使いますので、日本国債を買う日本の生命保険より高い利率で運用できるんですよ。為替リスクもありますが、それは円に戻したときに発生するものです。為替で損してしまうときはそのまま置いておくこともできます。ずっと下がり続けたり、上がり続けたりすることはないので損しないタイミングでお金を引き出されれば安心ですよ。それに少子高齢化がすすむ日本より、移民によってある程度安定した年齢構成で世界最高峰の企業が集まるアメリカの方が将来的には強いのでドル高円安になる可能性が高いと私は思います。円安ということは外貨で資産を持たれている方は利益が出るわけです。賢い方は資産の一部を外貨で持たれます。この機会にお客様も一部資産を外貨に移されてはいかがですか?

つっこみ

  • まず、為替は誰にも読めません。ましては運用の知識のない保険屋の言うことなんて全くあてにはなりません。
  • 学資保険として外貨建終身をすすめる保険屋さんが今ちまたで急増しているけど、お子さんが大学進学するときの為替差益、大丈夫?ほんと相場は誰にも読めんよ・・・
  • そもそもアメリカって本当に大丈夫かな?確かに今は強いんだろうけど、政治的なリスクもあるし、強いところがずっと強いままってのはどうなのか?アメリカが覇権を握ったのって世界第二次対戦ごろでしょ?次の30〜50年後、他の国がとっって変わることは本当にないかな?
  • またまた、これもそもそもなんだけど外貨建の資産をそもそもあえて利率の低い保険でもたないといけないかが意味不明。外貨建保険に入って、保険会社が米国債買ってるって、じゃや自分で米国債買うわ!

まとめ

外貨建保険とは、米国債で運用する貯蓄型の保険です。保険料の中に手数料がたっぷり埋め込まれているので、手数料のほとんどない米国債を買った方がよっぽど賢明な選択といえるでしょう。本当学資保険として外貨建終身保険とかみなさん入らないで欲しい。学資保険は手数料が低いんです。だから少しでも手数料が多い外貨建終身をすすめる。要はとにかく手数料なんです。手数料が高い保険を売るためにはどのように話すべきか考えるのが保険屋さんの仕事なのです。気をつけてくださいね。

コメント