マブンガが去った今、ハンナリーズが目指すべき方向性

Bリーグ

ここ3年間、チームの大黒柱であり続けた

ジュリアンマブンガ選手が富山グラウジーズに移籍しました。いち選手としても素晴らしいが、エンターティナーとしても他の追随を許さない愛嬌のある選手。本当に移籍が残念で仕方ありません。

思えば、富山にはスミスも奪われ・・・

まあ、獲って獲られての世界なので文句は言えないですが。あくまで選手が決めることなので、ハンナリーズが富山を上回る条件を出せなかったのでしょう。

ジュリアン・マブンガのプレースタイル

マブンガがチームに加わることで特にオフェンス面においては多大な影響力が行使されることになります。これから敵になるわけですから、敵として見て彼のプレースタイルを今一度振り返っておきたいと思います。

まずはいいとこ

ファウルをもらうのがめちゃくちゃうまい

アシスト能力が高く、また抜きパスも簡単に決める

明るい性格でチームの雰囲気がよくなる

マブンガといえばミスタートリプルダブル。

得点も決めるし、リバウンドもとるし、アシストもめちゃくちゃ決めるし。ただ、個人的には一番やっかいなのは、ボールを長い時間もってトップの位置からドライブを仕掛け、わざとファウルをもらうのがめちゃくちゃうまいこと。誘いにのってファウルをしてしまうと簡単にファウルトラブルに陥ってしまうので注意が必要。

あと、得点よりはアシストの方がやっかいです。特にサイモンとのコンビは絶妙でそう簡単に出来るプレーではない、また抜きパスを普通に1試合に1回は決めてきます。富山とは誰とコンビを組むかですが、スミスが残れば相性はいいのでやっかいです。あと、視野が広くシューター陣はフリーで打てる機会が増えるでしょう。前田、松脇はめちゃくちゃスコア延ばせそう。逆に宇都選手や岡田選手など、ドライブに強みがある選手との相性はよくないと思います。

そして、性格が底抜けに明るい。チームの雰囲気は彼がいるだけで一気に明るくなりますよ。

次にここはどうかな?という悪いとこ

ミスは多め

ムラがある

ディフェンスは普通

しいて挙げればなんですが、まずボールを独占して持っている時間が長い分、パスミスなどは結構多いです。あとは、だいたい活躍はするんですけど、プレースタイル的にあまり入らないスリーポイントを多投する傾向があり、入らない時はくそほど入りません。サイモンは安定して20点以上得点する能力はありますが、マブンガは安定して20点以上とることは期待できないです。いい試合と悪い試合の差が結構激しめ。

あと、ディフェンスに関しては京都で代わりの選手がいなかったということもありますが、ファウルをしないように積極的にボールを取ったり、ディフェンスしたりすることは少ないです。特にインサイドのポストプレイには、ファウルを極力避けている分弱いです。まあ、富山には橋本という日本人の有能なビックマンが移ったので京都の永吉選手がやっていたように、インサイドの外国籍選手に橋本選手をつけて守るというスタイルで乗り切られそうですが、橋本選手がファウルトラブルになると富山は厳しい状況に置かれるでしょう。あと、インサイドのディフェンスに関しては橋本選手より永吉選手に軍配が上がると思いますし。

京都ハンナリーズはbj時代のディフェンス主体のチームに戻ろう

思えば、ハンナリーズはBリーグの前のbjリーグ時代、プレーオフで弱かったのでチャンピョンにはなっていないもののリーグ戦では無双状態で勝率8割を超えることもしばしばありました。その時のチームは、どんなチームであったか思い出す時が来たのかもしれません。

bj時代、ハンナリーズといえばディフェンスに重きを置いたディフェンス主体型のチームでした。瀬戸山京介の様にディフェンスにすべてをかけるような選手もいましたね。あの頃はよかった。

マブンガはいなくなりましたが、サイモンを残すことには成功しました。サイモンはインサイドのディフェンスがかなり上手くて、ファウルにならないラインでブロックするのが本当にうまいです。ここから新たな外国籍選手の発表があると思いますが、ディフェンス力が高い選手を獲るべきだと思います。日本人選手は、昨年から残ってくれた勢いのある若手の寺嶋選手、大庭選手、久保田選手の3名が残ってくれたのに加えて満田選手、会田選手、細川選手と比較的若いメンバーを加えることが出来ました。これは正直、前から積極的にディフェンスを仕掛けていく意思表示であると考えます。昨シーズンの秋田や渋谷のように次々の選手が入れ替わり、激しいディフェンスを前から仕掛けていく。こうしたプレースタイルしか勝機は見いだせないと思います。ここ数年は良くも悪くもマブンガのチームでした。もう彼はいないわけですから、強かった時代のチームのアイデンティティーを取り戻して欲しいものです。

誰が新たに加わってくれるのか、楽しみに待ちたいと思います。

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