みなさんこんにちは、りょうゆうです。
この記事は、次のようなことに疑問をお持ちの方向けの記事になります。
参考になれば幸いです。
結論から申し上げますと、
私は元々大同生命という保険会社に新卒で入り、保険の営業を10年ほど経験しましたので、なぜそんなことをしているのかを含めて本記事で解説していきたいと思います。
保険のセールスレディーがハローワーク前に立つ理由
簡単に言うと、会社から契約のノルマだけでなく新しいセールスレディーを会社に入れる数のノルマが課せられており、その達成を迫られているからなんです。
でもそもそも勧誘する人たちも気付いて欲しいんですけど、新しくセールスレディーを増やしちゃったら数字の奪い合いになって、結局勧誘した本人にとって契約を取り損ねるリスクが増えるじゃんってこと。商圏は限られているんだし、出来るだけ商売敵は少ないに越したことはないはずです。だからハローワークの前で恥も外聞もなく、「アンケートお願いします→一緒に働かない?」と勧誘できるメンタルがあれば、休日にその辺歩いている子ども連れの家族に対して営業かけた方がその人にとってはいいんじゃないかと思うのです。
正直、私が家族と歩いている時に保険のおばちゃんたちに声かけられたらキレたいけど
当然ノルマを意識してそれに向かって一生懸命頑張ることは意義のあることなのかもしれませんが、そもそも何で会社がすべき採用活動を営業職員の方々がやらなきゃいけないのでしょうか?
おかしいですよ。絶対!!!まずはこのことに勧誘している人たち本人が気づいて欲しいと思います。
保険会社で働くことが、本当に素晴らしいことなのであれば、保険会社の人事部がPRして新たに働く人たちを募集すればいいじゃないですか?
それでは、人が集まらない。
入っても全然定着しないほど、ブラックな就業環境ということを証明しているようなものです。
上手い話の方から自分の方にやってくるなんて、あるわけない
詐欺の話でもそうですが、上手い話がどこからどもなくあなたの前にやってくることなど絶対にありません。あったとして詐欺に間違いないという認識でいた方がいいです。
ハローワーク前でセールスレディーの勧誘をしている会社は大体大手だと思います。
日◯生命、第◯生命、明◯安田生命、住◯生命とかだと思います。
大手の保険会社だからいいじゃん!という人もいるでしょうが、ちょっと待ってください
日本の保険会社の場合、大手であればあるほど商品内容がひどいです。
何がひどいかというと、例えば同じ医療保険に入るにしても安い保険会社と比較して保障内容は同じかそれより悪いにも関わらず保険料は2倍とるなど、正直ありえないほどの価格差があるんです。
仮に自分が保険会社に入って営業をやるとして、明らかに魅力のない商品を自分の家族や知人、そしてこれから関わるお客様に対して販売したいですか?
頑張れば頑張るほど、あなたから保険を契約した人たちが不幸になっていくんです。それをずっと続けるんですよ?
そんな覚悟あります?
まとめ
一見、仕事を探している人たちが集まるハローワークに行って、そこにくる人たちに片っ端に声かけて保険のセールスレディーに勧誘するのは効率的で理にかなっているように思えます。
ですが、他の業種の会社が採用にあたってそんな方法をとらないのはなんでなんでしょう?
それは、僕が思うに営業は契約をとってくるのが仕事なのに、営業に対してそれ以外の仕事を振ることは、普通合理性がないと考えるからなのかなと思いました。
保険会社にとっては、セールスレディーになるのは、結局誰でもいいと思っているんです。舐めてるんですよ。要は。勧誘させている社員もです。
最悪、全然営業できない人でも、成績が苦しくなったらその人自身やそのご家族や知り合いに契約してもらうようにすれば少しは保険契約がとれるしという考えもあると思います。
正直、これだけ情報を手軽に手に入れることができる時代。
明らかにメリットがない商品を販売し続ける保険会社には嫌悪感を抱きます。そして今も現在進行形で各地のハローワークの前で必死に仕事を探している人たちに声をかけ、また保険会社での苦しい体験をする方々が増えると思うと、胸が痛みます。
特に日本の大手保険会社は、自分たちの保険の料金が明らかに高いことを理解しているのでたちが悪いです。今後10年のうちに変化があるのか、そのまま無知な人を欺き続けるのか。まっとうな経営をして行って欲しいものです。まあ無理だろうけど。ほんと、かんぽ生命だけ悪者になってるけど、保険業界なんて叩けばいくらでもほこりは出てくるよ。間違いなく
コメント