就労移行支援に通っている間に取得すべきおすすめの資格4選

就職

みなさんこんにちは、現役の就労移行支援事業所支援員のりょうゆうです。

この記事は次のことでお悩みの方向けのためにお届けする記事になっております。

  • 就職するときに有利になる資格ってあるのかな?
  • とりやすくて、かつ人事の人に評価される資格ってどんなの?
  • そもそも資格なんて取る必要なんてあるのかな?

就職に向けて、就労移行支援事業所に通って、何を取り組むのかって本当に重要ですよね。私自身移行支援事業所の支援員なのですが、せっかくなら企業の採用担当者にあなたの頑張りや努力をわかりやすく証明できるように何らかの資格をとることはいいことだと考えています。

せっかく労力をかけてとるのであれば、効率的に資格取得に向けた学習ができて、かつそれが採用に直接つながる資格がよいかなと思いますので、そうした観点でおすすめの資格を紹介させていただこうと思います。

就労移行支援事業所通所者向けのおすすめ資格4選

おすすめ資格①MOS(アソシエイト:エクセル)【最もおすすめ】

まず、最もおすすめしたいのはパソコンを使用するお仕事をする方にとっては、とっていて損はない資格のMOSです。ちなみにMOSにもワードやエクセル、パワーポイントと色々あって全部あっていいとも思うのですが、どれか一つと言われればエクセルをおすすめします。

理由

MOS資格を取得しているだけで、企業の採用担当者の方にそれなりの技術があるということをわかってもらうことが可能になります。何となく使えますよでは、採用担当者の方もあなたの能力がどれくらいあるか、企業での仕事に耐えうるレベルにあるのかは判別することは不可能なのです。

あと、技術や知識があることの証明以外にも採用担当者の方に

あ、この人は目標をもって頑張れる人なんだな!
採用担当者
採用担当者

と思ってもらえるのもプラスのポイントです。

おすすめの勉強法

FOM出版から出ている以下のテキストの付録DVDの模擬テスト5回を答えを見ながらでいいのでひたすら解いてください。本当にこれだけで合格できちゃいます。私が職員として勤めている移行支援事業所でもこの学習方法だけでほとんどの方が合格できていますし、実際に私もこのテキストだけで合格できちゃってます。

料金

受験料については、約1万円です。執筆時点税込み10780円。

これは1科目の価格なので、エクセルの他にワードやパワーポイントなども受験するとそれぞれ約1万円支払う必要があります。きちんと勉強して、模擬テストで常に8割以上とれるようになれば受験を検討してみましょう。ちなみに合格点は受けるタイミングで若干変動があるみたいですが、おおむね7割以上とれていれば合格になるようです。

 

おすすめ資格②簿記3級

あの2チャンネルの創設者である西村ひろゆき氏も時折、生配信などの質問回答でとるべき資格として簿記検定の名前を挙げている、おすすめの資格になります。ひろゆきさんは他の資格とかは、めちゃくちゃディスってるんですが、簿記に関してはなぜか絶対的な評価をしているんですよね。

理由

簿記は簡単にいうと企業のお金や財産などの取引を記録するもので、特に一般事務を目指す方などは企業担当者からも「簿記持ってるんだね。」と高評価を得られます。元々取得していればなおいいですが、移行支援事業所に通う中で取得したという形になれれば、より「この人は頑張れる人なんだな。」という印象を与えることができますよ!

おすすめの勉強法

MOS同様、簿記検定も全然自学自習で取得が目指せる資格になります。これも鉄板の勉強法は決まっていて、滝沢ななみさんという簿記検定のテキスト界のレジェンドの方がいて、その滝沢さんが監修されているテキストや問題集を使って知識習得するのがおすすめです。

私は、移行支援の訓練の一環として簿記検定を取り入れる際にこちらのテキストを活用して3級は取得しました。

私は3級だけとってとりあえずは満足しちゃいましたが、出来る人は、全然2級、さらに1級の資格取得も目指せるとより評価は上がると思います。

ただ、コスパを考えるのも大事なので、最も労力少なく手軽にとれる簿記3級の取得をして、企業担当者の方にいい印象を与えられればそれが一番いいようにも思います。

料金

簿記検定の受験料は3級だとめちゃくちゃ安くて2850円です。企業担当者にいい印象を与えられる最もコスパがいい資格は簿記3級で決まりですね。MOSと比べると本当に安いです。

ちなみに

2級は4720円

1級は7850円

と段階的に受験料は上がってきます。

まずは3級の合格を目指しましょう。

おすすめ資格③ビジネス実務マナー検定

企業への就職を目指す上でビジネスマナーを心得ておくことは非常に重要です。マナー関連の資格も検討してみるとよいでしょう。

理由

ビジネススキルの基本となるマナーについてきちんと理解していることを資格という形で証明することができることが最大のメリットです。就労移行支援事業所に通われる方は、その事業所からの評価をもって企業担当者にアピールすることは出来ますが、資格という形で証明ができるとさらに印象のアップが狙えます。

おすすめの勉強法

この資格もテキストだけで十分合格を目指せます。正直これに関しては、問題集だけ解くだけでも合格できる実力はつくと思います。いずれにせよ、マナー関連の資格があると他の人との差別化になっていいですよ。移行支援事業所では、マナーに関する学習は必ずやりますが、資格取得まで推奨しているところは少ないので、もしご自身が通われている事業所で資格取得の勉強ができなければ、支援員さんにこういう勉強がしたいと要望してみるのはありかと思います。


料金

料金は2800円とこちらも格安です。簿記検定よりは格段にとりやすくこの値段ですから、迷ったらマナー検定と簿記3級の取得を目指しましょう。こちらの方は難易度的にはやさしいのでまずはマナー検定から入って、取得できれば次に簿記の勉強でよいかと思います。

おすすめ資格④タイピング技能検定理由

パソコンを使う人にとって、避けて通れないのがタイピングの入力スピードです。どれだけ知識があろうが、タイピングに時間がかかっていては仕事はできません。なんとなくパソコンが出来ます!ではなく、例えば自分は10分で何文字くらいの文字を入力できるかなど、自分のタイピング速度を把握しておくことは重要です。

 

おすすめの勉強法

こちらのサイトでタイピング技能検定の模擬試験が受けられますのでまずは自分の実力を測り、それからはひたすら毎日タイピングをするようにしましょう。私は2級までが精いっぱいだったのですが、ビジネス上困らないレベルであれば3級の課題がクリアできるようになると十分かと思います。

模擬試験 / タイピング技能検定イータイピング・マスター[インターネットで受験できる検定試験] (e-typing.ne.jp)

料金

級ごとに料金は違いますが、おすすめの3級から特級まであ一律5500円になります。事前に模擬試験がそれぞれ受けられるので、どんなに悪いときでも合格できるレベルの級の受験をしましょう。

そもそも就職する上で資格なんているのか?

結論「とらなくてもいい」・・けど、あった方がプラスになるのは間違いない

もともこもありませんが、結局は資格よりも第一印象の雰囲気や人柄が一番大事です。ただ、企業の選考をくぐって採用につながるわけで、それを目指すのはあなただけではなくもちろん同時に応募してくるライバルがいます。なので、そのライバルたちよりあなたを採用したいと思ってもらえるような「違い」を作っておくことは大事なんだと思います。今回紹介した4つの資格は、どれも企業担当者からみて、「この人、なんかいいな。」と好印象を抱いてくれる資格です。どれでもいいと思うので、興味があったものがあれば取得を目指してみてくださいね。

参考になれば、幸いです。

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