河村ゆうき(三遠ネオフェニックス)は田臥、富樫を超えるか?

雑記

2020年1月25日(土)。

ついに高校バスケ界最強の座に君臨する福岡第一のエースガード河村勇輝選手がB1公式戦デビューを果たしました。結果としては、22分の出場で8得点。B1最年少出場、得点とさすがの一言。さして驚きもないところが、またこの選手のすごいところかなと思います。

河村ゆうき選手の今後

三遠ネオフェニックスでの初戦は千葉と

記念すべき、B1出場の初戦は日本ナンバーワンガードの富樫選手擁する千葉ジェッツとでした。このあたり、なかなか運命的なものを感じます。試合も千葉に軍配が上がりましたし、内容としても河村選手と比べると富樫選手の方が数段上である、格の違いを見せつけていました。

ただ、相手は日本最高峰の富樫選手ですので現時点で比べるのは時期少々。まだ高校生であることを考えると十二分のデビュー戦になったのではないかと思います。

河村は田臥、富樫を超えていくガードになるのか?

会見で三遠の北郷さんが、高校時代の田臥選手より上だと答えていらっしゃいました。

確かに河村選手は、高校バスケ界で無双状態なので田臥選手や富樫選手と今後比較され続けるんだと思います。プレースタイル的にはドリブルが上手でスリーもジャンプシュートで隙あればどんどん打ってくる攻撃的なガード、どちらかというと富樫選手の系統の選手です。

ディフェンスに関しては、富樫選手よりポテンシャルはありますし、富樫選手を超えていくことはもしかしたら今後可能かもしれません。

田臥選手との比較としては、田臥選手自体、高校時代の3冠✖️3年連続という不滅の記録を持っているもののその凄さが数字に現れない選手。ミスの少なさは特筆して低いんですけど日本ではあまりその点を評価されないので。ただ、年齢も高くなってきて衰えは見えるものの、やはり視野の広さ、アシストの素晴らしさは日本の他のガードの追随を許しません。低身長でありながらNBAに到達したという結果は170㎝代の日本人ガードで再び同じことをできる人はいないのではと思います。スタッツ的にはすぐに田臥選手を超えていくことは出来るでしょうが、現時点で河村選手がNBAに到達するとなると、そのイメージは湧いてきません。

NBAの可能性

今後、河村選手自身何度も聞かれることでしょうが、NBAに行けるかどうかについてですが、ここに関しては明確に無理というか、いけないだろうなと思います。

身長の問題はあるものの、一番は本人がそこまで望んでいないんだろうなと感じることです。八村塁選手や渡辺雄太選手はNBAに入るために大学から渡米しています。富樫選手は高校から。

やはり、早い段階でバチバチの環境の中でもまれていかないとNBAで通用するフィジカルは手に入らないと思います。

まあ、全部が全部アメリカにいかないとNBAにいけないという訳ではないですが、大学は東海大学にいくとのことで、本人があんまりNBAを意識はしてないんだろうなと感じました。

とはいえ、本当に素質がある選手。

福岡第一の同僚の小川選手ともども今後活躍を期待している選手です。

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